『影響力の使い方』
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影響力とは「他人の考えや行動を変えようとする試み」の
組織の中で活動している以上、人はそれぞれ相互に影響力
図1に示すように、影響力には様々な種類がある。
- Silent authority:権力に言及しないものの、その権力
を背景として影響力を及ぼす 例:通常上司が部下に出す 指示「これやって」 - Assertiveness:権力によって脅す 例
:「これやらないと評価下げるぞ」 - Information control:情報源や情報そのものをコントロールす
ることで影響力を及ぼす - Coalition formation:集団を組む
- Upward appeal:上位の権力を借りる 例:「部長の指示だ
からこれやって」 - Persuasion:説得
- Impression management:印象操作 例:日頃の行いで自分
の評判を上げておく。ご機嫌取りもこれに含まれる。 - Exchange:交換
そして、影響力が行使されたときに、人は3種類の反応を
Resistance(抵抗)、Compliance(
では、どの影響力の行使が良いかを示したのが、図2。
一般的に、1~5のような権力等に裏付けられた影響力を
ただし、組織の権力の源泉や、影響力を行使する側とされ
前向きに協力してもらえるよう、人間性に裏付けられた影
ではでは。
参考文献:
McShane, Steven Lattimore (2015). Organizational Behavior: Emerging Knowledge, Global Reality, 7th edition.