どうして色々なダイエットのやり方があるのか

 人生初ダイエット、なんとか目標達成しました(^^)v。

 1か月半で、体重:-3kg BMI:20.7→19.7

 

 初めてのダイエットのため、やり方をネットで検索したら、あまりにいろいろなやり方が出てきて困ったので、「どうして色々なダイエットのやり方があるのか」を考えてみました。

 

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1.きっかけ

 肉とビールの美味しいアメリカ テキサス州に2年間住んでいても体重が変わらなかったのに、魚と酒の美味しい日本に帰国して3か月で、なんと体重が3kgも増えました。ここ20年ほど体重は変わらなかったのに、、、。

 原因は分かってます。肴と日本酒、そしてコンビニスイーツ。日本の肴、美味しすぎです。日本酒も美味しすぎです。コンビニスイーツ、特に生クリーム、美味しすぎです。

 

 とは言え、膝を手術した今、体重の増加傾向が続くのは「まずい」と思い、人生初のダイエットをすることにしました。

 

 ところが、ネットで調べてみると山ほど情報が出てきて、何が正しいのか分かりません。一品目を食べるだけダイエット、ダイエットに効く食品やサプリ、激やせトレーニング方法など。

 次に本で探してみましたが、やはり山ほどのダイエット本が。そして、ネット同様、信憑性がはかれませんでした。例えば、同じ著者が、「ダイエットでは運動より食事が大切」という本と「ダイエットでは食事より運動が大切」という本を出していたりしました。

 

 そこで、前述の通り自分が太った直接の原因は「食事」にあると思ったのと、学術的な根拠がある方がいいと思ったので、まずは栄養士さんの本を買うところからスタートしました。

 

2.「食事」と「運動」

 

 結局、本を2冊読み、そこから情報ソースを広げていき、また自分で1か月半やってみたところ、ダイエットの成功には「食事」と「運動」が大切でした。

 そして、「食事」や「運動」については、もうある程度結論が出ているように感じました。

 

例えば、

1)食事

  • 食べる量を減らす必要あり。
  • ただし、必要な栄養素は取らなければならない。
  • 必要な栄養素とは、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維。
  • 結局、バランスの良い食事が必要。
  • 食べるときは、血糖値の急上昇を押さえるべく、野菜から。
  • 健康にヤセるための、食事や食材についての簡単な知識が必要。

 

2)運動

  • 正しいやり方でケガをしないようにやれば、どんな運動をやったっていい。
  • ただし、食事で痩せる方が簡単。例えば、1時間ジョギングしても約300kcal(ごはん1杯分やショートケーキ1個分)しか減らない。
  • 有酸素運動は、脂肪を燃やすのに効果的。
  • 筋トレは、基礎代謝を上げ、太りにくい体にしてくれる。
  • 効率良くヤセるため、運動の仕方についての簡単な知識が必要。

 

 そして、『食事にしても運動にしても、効果が出るまで続ける必要があり、さらに目標体重を維持するには、バランスの取れた適度な量の食事と、簡単な運動を続ける必要がある』という極めて普通の結論になってしまいました。

 

3.どうして色々なダイエットのやり方があるのか

 さて、ここで最初の問い「どうして色々なダイエットのやり方があるのか」に戻りたいと思います。

 

 ダイエットは「食事」と「運動」を続ける必要があると書きましたが、この『続ける』というところがポイントです。

 

 そして、『続ける』には、「個人差」を考慮し、「モチベーション」を高め、「ストレス」を軽減する必要があります。

 

1)個人差

 そもそも人間は生物なので、個体差がかなりあると思います。

 ヤセやすい人もいれば、太りやすい人もいるでしょう。

 好みも色々で、やっぱり肉が好き、野菜が苦手、走るの嫌い、腕立ては好きといったこともあるでしょう。

 さらに、仕事との関係で、とにかく忙しくてランニングの時間なんか取れない、付き合いで呑み会が多かったり、シフトの関係で夜中も働かなきゃいけないなど、事情も様々です。

 

2)モチベーション

 人それぞれダイエットを始めようとしたきっかけや、ダイエットの目標は違うでしょう。ヤセるという手段は一緒でも、それによって達成したい事柄も達成までの時間、そして思いの強さも異なるでしょう。

 ビーチに行く夏までに、結婚式でドレスを着るために、膝への負担を減らすため、健康を維持するためなど、いろいろあると思います。

 さらに、目標までの道のりにおいて、モチベーションをどのように維持するのかといった方法も人それぞれでしょう。

 

3)ストレス

 モチベーションとは反対に、ストレスをどうコントロールするかも継続には必要です。

 

 ダイエットをしていると、どうしたってお腹が空き、ストレスが溜まってきます。ダイエットには長い時間がかかるので、ストレスとうまく付き合っていく必要があり、ストレスをたまらないようにするか、どこかでストレスを発散させる必要があります。

 このストレスコントロールも、人それぞれでしょう。ひたすら根性で耐えることのできる人、音楽を聴いたり、1週間に1度ぐらいは好きなものを食べたりすることでストレスを発散できる人など。

 

 この「個人差」「モチベーション」「ストレス」の観点から改めていろいろなダイエット情報を見てみると、それぞれのダイエット本を書いている人も、最も効果の高い方法だと確信して教えてくれてはいるのですが、やはり他の人とは違うその人に合ったやり方なわけです。

 ですから、その方法が自分に合って入れば効果は上がるでしょうし、合っていなければ効果はないでしょう。

 

 一つの食品だけ食べることは栄養学的には間違っているのですが、その食品が好きなら、また、まずはすぐに効果を出すことでモチベーションが上がるなら、そして山ほど食べても太らないのでストレス発散できるなら、一時的にやってみるのもありでしょう。

 

 体重や自分の姿をデータや写真で記録を付ける方法も、日々の動きを追ったり、分析するのが好きな人や、そういったデータを友達に見せることでモチベーションが維持できるなら、良い方法だと思います。

 

 土日は好きなものを食べるという方法(注:スキージャンプ選手のレジェンド葛西紀明選手の方法)も、これでストレスを発散して翌週から頑張れる人には好いでしょうし、逆に一度でも好きなものを食べてしまうと勢いがついてどうにも食べるのをやめられなくなってしまう人は、やめた方がいいでしょう。

 

 自分の「個人差」「モチベーション(の維持の仕方)」「ストレス(の発散の仕方)」を把握し、さらに、基本的な「食事」と「運動」の知識を一度頭に入れたうえで、世の中でいろいろな方法で成功している人の方法を活用させてもらうと良いと思います。

 

 

おまけ 

※以下は、今回自分がやってみた方法です。あくまで「ご参考」まで

 

1.食事

 

朝:今まで食べていなかったので、フルグラを食べることに。

昼:ストレス発散のため好きなもの、ただしバランスの良いものを食べることに。

夜:ダイエット弁当を夜6時ごろ食べることに。(うちのビルで女性向けに売っているものを食べる。)

デザート:コンビニスイーツは週1回。

 

 コンビニスイーツで太ったので、誘惑の大きいコンビニは一時期敬遠してましたが、栄養士さんの本を読んだ後改めて商品を見てみると、ダイエットを考慮したちょっとした食品、特に気を紛らわすのに良い食品がとてもたくさんありました。

 例えば、甘栗、素焼きのナッツ類、ガム、するめ、キャベツの千切り(洗わずすぐ食べられる)、無塩のトマトジュース、納豆などなど。

 

参考図書:

「あなたが太っているのは栄養不足のせい」 著:東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部 濱裕宣、赤石定典:基本的な知識がきっちり身につきます。

「最強のやせ方」 岸村康代:基本的な知識に加え、継続性に焦点を当てたアドバイスが含まれています。

 

2.運動

 飽きっぽく、また膝が痛くて有酸素運動ができない自分は、リバウンド予防にもなる筋トレに絞ることにし、とにかくYoutubeの中から毎日10分だけ、いろいろ試すことに。

 その中では、「ジェットゆう」さん、「鈴木達也」さん、「のがちゃん」さん、「NHK筋肉体操」が気に入っています。

 

3.モチベーション

 セルフコーチングを2回ほど行い、目標設定を明確にしました。コーチングでは目標設定が最も大切ですが、ダイエットにおいても、この目標設定が定まらないことには始まりません。

 データを分析するのが好きなので、毎朝体重を測りグーグルスプレッドシートに記録し、たまに写真を取ることに。そして、呑み会の翌日体重がかなり増えることを発見し、呑み会のある日は前後の食事を野菜だけにすることに。

 
4.ストレス
 自分は平日頑張りすぎてストレスがたまり週末ぶり返すというパターンが多かったので、平日の昼間は好きなもの(ただしバランスが良いもの)を食べることにして、夜を押さえることにしました。実際、栄養学的には、昼間より夜食べる方が太りやすいので、理論的にもかなっているかと。
 また、家で呑むときはオールフリーに変えたりしましたが、呑み会の場で呑まないという選択肢はどうしてもできませんでしたし、週に一度ぐらいはやはり飲みたくなってしまいました。ということで、呑み会の場ではまずはビールなどを当然飲むけれど、ある程度飲んだら、カロリーの低いハイボールにしました。(大好きな日本酒は美味しいものを食べるときだけにしました。)
 代替食品はうまく使っていきたいです。