新年は何かを学び始めるのにぴったりということで、今年は以下の9冊の本から読み進めることにしました。
実は年末に以前から読みたいなぁと思っていた本をピックアップしたら20冊ほどになってしまったので、どうやって優先順位を付けようか悩みました。
そこで、以下のように体系的に選ぶというやり方をしてみました。
1.分野を選ぶ
まず、何を学びたいのかを考えました。
相変わらず組織論関係の本は読みたいと思っていたので、まず一つ目の分野は「組織」としました。
また、仕事全般に使える「一般的なビジネススキル」の分野も読むことにしました。
この2つの分野を基本として本を選ぶことにしました。
2.体系的に選ぶ
次に、組織論関係といっても、あまりに範囲が広いのでどこから手を付けようかと思ったのですが、ちょうど読んでいた本に、組織の6つの要素なるものが書かれていました。
出典:入門 組織開発 著)中村和彦
そこで、この6つの要素を参考に本を選ぶことにしました。
↓関連する過去のブログ
3.強みを伸ばす
ついつい学ぶとなると、自分の弱みを克服するための本ばかりを選んでしまいます。もちろんそれでもかまいませんし、実際私も自分の苦手な部分を補うための本も選びました。
ただ、弱みとなっているということは、今までも勉強してきたはずなのに身に付かなかったということなので、再度学び始めても途中で挫折する可能性があります。また、苦手な本ばかりを何冊も読むのは苦痛です。
ならば、自分の強みを伸ばすための本を選んだ方が良いと思い、自分が得意としている分野の本を選んだり、過去楽しく学び今も関心があるけれどちょっと忘れてきたかもという本を選びました。
4.「教科書」と「ハウツー本」のバランスをとる
仕事で使う以上はデータ等に裏付けされた理論が良いと考えているので、最近は大学の先生が書いた教科書的な本を選ぶことが多いです。
といって、論文を読んだり、分厚い本物の教科書を読むほど専門家ではないです(^^;
ただ、教科書は値段が高いですし、背景知識も必要ですし、ちょっと無味乾燥なところもあり、眠くなってしまいます。
そういった時に備えて、ハウツー本も読むことにしました。ハウツー本の利点は、なんといっても、著者の実際の体験談に基づいているので、とても具体的で、実務への活用イメージが湧きやすい点です。
↓関連する過去のブログ
組織行動論 メモ11 『組織行動論の活用方法』 - うめさんブログ
5.一緒に学べる仲間がいる本を読む
本は独りで読んで思索を深めても良いですが、一緒に読む仲間がいると、色々と気づきが得られます。
たまたま、自分と同じ分野に関心のある友人がお薦めしていた本があり、また最近参加した勉強会で取り上げられた本があったので、それらの本を読むことにしました。
6.そして選んだのが、、、
そして選んだのが、最初の図に示した以下の9冊です。
- 『新しい経営学』・・・組織の6つの要素「戦略」。関心はあるけどちょっと忘れつつあった経営学を復習。ファイナンスやマーケティングなど様々な分野を新たな視点から統合して整理してくれていると評判の本。簡単な教科書。
- 『経験から学ぶ人的資源管理』・・・組織の6つの要素「制度」。自分の得意分野の復習。教科書。
- 『経営学習論』・・・組織の6つの要素「人」。とても関心のある分野。一度大学院で学んでいるけど、さらに知識をアップデート。教科書。
- 『入門 組織開発』・・・組織の6つの要素「関係性」。学びたいと思っていたけれど、まだまだ知識が足りないので、入門編を選択。
- 『1兆ドルコーチ』・・・組織の6つの要素「関係性」。同じ分野を学ぶ友人のお薦め。ハウツー本と教科書の両面を持つ。
- 『思考・論理・分析』・・・一般的なビジネススキル。苦手分野の克服。一緒に学ぶ仲間がいる勉強会で取り上げられた本。
- 『データ分析の力』・・・一般的なビジネススキル。データを見るのは得意だけど、実際に手を動かせるようになるために。友人のお薦め。amazonで割引していた(^^;
- 『WORK SHIFT』・・・息抜き用。ちょっと働き方の未来を知りたくなったので。
- 『MEDIA MAKERS』・・・息抜き用。以前読んだけれども、最近メディア媒体をめぐる動きが活発化しているので、復習。
さぁ、楽しく読み進めよう。