仕事に復帰する前に、ここ1年ほど悩まされてきた膝(半月板損傷)を手術(半月板の縫合)しました。人生初入院・手術でしたが、おかげさまで手術も無事終わり、リハビリをしています。そして、こんな感じで進化しています(^^;
手術後、点滴付き寝たきり
→点滴付き車椅子(押してもらう)
→車椅子(自走)
→松葉杖2本
→松葉杖1本
1ステップ上がる度に、まるで進化したように、格段にやれることが増え、「これはすごい、俺は新たな力を得た!」と感動しました。ただ、最後の進化のステップである、「何もなしで歩く」は、かなりハードルが高く3ヶ月はリハビリが必要とのことでした。
さて、本題です。わずかな間ですが、車椅子や松葉杖を使ってみて気づいたことを書き留めておきます。ここでも自分で経験していないことはなかなか気づかない、もしくは、ではどうしたら良いかといった次の行動を考えられないなぁと思いました。
「車椅子」
- 思いの外便利。結構進むし、小回りも利く。物も運べる。
- ただし、車椅子が機能するには、平らな床、広い間口、左右に開きかつゆっくり閉まるドア、車椅子の高さを考慮した机などが必要。構造がとても重要。
- 車椅子に乗り移る時、ブレーキをかけていないと大変なことに。(全体重を取っ手部分に乗っけたまま転倒することになる)
- 構造がもちろん重要なのだけど、ちょっと手を貸してもらう(物をどけてもらう、後ろから押してもらう[注:声がけ必須]、扉を抑えてもらう等)ととても助かる。
「松葉杖」
- 車椅子に比べて、移動しようと思った時、すぐに動ける。
- あくまで補助程度なので、転びそうになっても杖は助けてくれない。
- 左右からの押しにとても弱い。
- 杖をつく先、つまり足元ばかり見て歩くことになる。
- あたりまえだけど、手に物を持って運べない。
- よって、松葉杖の人にぶつからないよう距離を取る必要があるし、「何か持ちましょうか」と声をかけてあげると良いかも。
「手すり」
- トイレや階段、洗面所にある手すり。アルと大助かり。ナイととても困る。そして、全体重を預けるので、とにかく丈夫なものに。
「その他」
- 手術後1日半ほど寝たきりになっただけで、驚くほど体力が低下しました。トイレに行くだけで冷や汗いっぱい。痛いと全てがおっくうになるけど、とにかく寝たきりにさせないことが重要。(たぶん自分より若い)看護師さん、「若いから行けるでしょ!」と発破かけてくれてありがとうございます。
ではでは